預貯金の利回り 〜税金の計算方法の違い〜



 預貯金の利回り 〜課税繰り延べとは〜


預貯金の単利運用複利運用は理解できましたか?

もう1つ預貯金の利回りを考える時に重要になるの

が税金を差し引くタイミングです。単利運用・複利運用

を解説したページでは毎年1回20%の税金を差し引く

ような設定にしましたが預貯金の場合は課税を先延ばし

して定期の満期時に課税することもできます。

これを「課税繰り延べ」と呼びます。

課税繰り延べによって得られる節税効果はおおきいです。

以下で通常の税金計算方法と課税繰り延べにおける

税金計算方法を比較します。



 預貯金の利回り 〜課税繰り延べと通常課税の比較〜


以下のような例を考えてみます。

例)

A:100万円を定期預金で5年間・金利6%で預け

入れた場合(税率20%加味)の複利運用。毎年課税

B:100万円を定期預金で5年間・金利6%で預け

入れた場合(税率20%加味)の複利運用。課税繰り延べ


Aの場合一年間に受け取れる利息は100万円×6%=6万円

税金を差し引いて6万円×0.8=48000円

つまり1年間で100万円が104万8000円になるので

4.8%の年率での利回りになります。

これが5年間続くので

100万円×(1+0.048)五乗=126万4172円

つまり100万円預け入れて126万4172円が5年後

に受け取る金額になります。利回りは利益の

26万4172円を元本の100万円と運用年数で割れ

ばいいので

26万4172円÷100万円÷5年=5.28%



Bの場合は5年後の利息の合計は

100万円×(1+0.06)五乗-100万円=33万8225円

課税繰り延べではこの5年間の利息である

33万8225円に20%が課税されますので

33万8225円×(1-0.2)=27万580円になります

利回りは27万580円÷100万円÷5年=5.41%になります。


A、Bを比較して5.28%<5.41%と課税繰り延べの方が利率が

上昇していることがわかります。

このように課税の繰り延べは利回り計算においてに非常に

有利に働きます。




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